腸閉塞はとても恐ろしい病|日頃から予防しておこう

女医

腸の病気と治療

ナース

腸閉塞という病気には手術よりも保存療法をおこなうことが多いです。これは手術をおこなうことで腸が癒着し、再び腸閉塞を引き起こすリスクを避けるためです。保存療法は、鼻や口から細い管を通して腸内に溜まっているものを取り除く方法です。高齢者でも負担が少なくできるため安心です。腸閉塞は強い腹痛や嘔吐といった症状があらわれます。これは腸が癒着を起こしていたり折れ曲がってしまうことで消化された飲食物などが詰まってしまうことが原因と考えられています。行き場を無くした水分や内容物は逆流したり腸を傷つけてしまうことがあります。また、ガスが溜まっても同じように腹痛が生じます。改善させるためには腸の癒着やねじれを解消することが必要です。

保存療法で様子を見ても症状が改善されない場合や、緊急性があるときには手術が必要となります。最近では開腹手術以外にも腹腔鏡手術という方法で行われることが増えています。腹腔鏡手術は、小さな穴をあけて器具を挿入しておこなうため、体への負担が少なくなり患者の回復も早いというメリットがあります。高齢者にも多く見られる腸閉塞ですが、手術が与える負担は若い人に比べるととても大きいものです。そのため症状を我慢してしまって悪化させてしまう人も少なくありません。腸閉塞はくせになりやすく再発のリスクも高いと言われています。予防には規則正しい排便の習慣をつけることが大切です。腸の動きを活発にしてくれる食材を積極的に摂ることも効果的です。